会社から「労災申請をするな」と言われている。どうすればいい?【弁護士が解説】

鈴木和貴
名古屋市出身。2007年弁護士登録。旅行、クリアファイル集め、漫画、釣り、テニス、野球観戦(中日ドラゴンズ)などが好きです。

依頼者の方の話をじっくり聞き、依頼者の方と共に最善の解決を目指してまいります。

会社から「労災申請をするな」と言われている。どうすればいい?【弁護士が解説】

A.労災隠しは犯罪です。必ず労災申請をすべきです。泣き寝入りは重大な不利益を招くおそれがあります。

絶対に労災保険の申請はすべきです。
会社が応じない場合、弁護士に相談しましょう。

そもそも、労働災害が発生した場合には、労働安全衛生法という法律上、事業主(会社)は労働基準監督署に報告をする必要があります。
それを怠った場合、刑事責任を科されることがあり、労災隠しは「犯罪行為」です。
労災隠しは、労働者の立場を不安定にし、将来の不安を助長するもので、決して許されない行為です。
しかしながら、現実には、ご質問のように「労災保険の申請をする」な、などと事業主から不当な要求をされることがあります。

このような場合でも、労災保険の申請は、労働者が直接行うことができますので、事業主に口止めをされたとしても、申請は行うべきです。

事業主の協力が得られなくても申請は可能です。
ご自身の立場を守る上でも、労働災害に遭ってしまった場合には、労災保険の申請を行いましょう。

大切な自らの身は自ら守らなければなりません。弁護士は皆様をサポートすることができます。
労災事故に遭われて、お悩みの方はぜひ一度、ご相談なさってみてください。
ご相談は無料です。ご相談はこちらです。

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